移住地探しの旅【松本編】②

2023.04.05

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②「なんでここに大都会が!? 山合いに蜃気楼のように現れるビル群」 「いや、あれは壁ではなく山だ!」 思わず心が叫び、目がその山々に釘付けになりました。 日本の天井と呼ばれる北アルプスの山々が、地面から急激にせり上がり、壁のように連なっています。 とんでもないところに来てしまった、長野を舐めていた、これから行く先が楽しみだ・・・と武者震いしたことを覚えています。 思えば長野県はほとんど山です。 基本的に人が住む場所は高地で、松本市は標高592mに対し下諏訪が767m、東京スカイツリーが634mですから、ほぼスカイツリーの上で生活しているみたいなものです。 この高さ故の気候条件が、自分でも気づかないこの地の魅力となっていたとは、この時はまだ知る由もありませんでした。 左に北アルプスの連山を眺めながら、電車は塩尻、広丘、村井・・・松本へと向かいます。 この時私は強烈な違和感を覚えました。 こんな四方を山に囲まれたような土地なのに、松本へ近づくにつれて民家が増えていく。 しかも新築の綺麗な建物が多い。 今までの旅行先での経験で、家が少なかったり古い都市は活気がなく、家が多く新しい都市は活気があることは知っていましたから、 松本とはそんなに活気にあふれた町なのかと期待が高まりました。 そして南松本から松本駅へ到着し駅前へ出てみると、山に挟まれた都市としては不釣り合いなビルと、一直線に山まで伸びる大通り、 本当にここは山合いにある都市なのだと驚愕しました。 まるで山奥に仙人の住む桃源郷を見つけたような興奮、これは移住地の探索者として、この街を隅々まで見なければと奮い立ち、 私の足はこの街のシンボル松本城へと向かうのでした。

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