折田 洋
2013年中途入社
(インタビュー日:2023.05.18)

リーダーとして若手をサポートしたい

仕事と会社が僕を育ててくれた

今年で入社10年目。いつの間にか若手とは言われなくなってしまいました(笑)
振り返ると、この会社だから僕はやってこれたのだと思います。
フジボウルはとにかく人材育成に長けた会社。
社員一人一人の個性に合わせた育成方針で、経験不問で一流エンジニアを育成しています。
僕の場合はどう育ててもらったかと言えば、とにかく無茶ぶりをされて鍛えられた感じでしょうか(笑)

最初の無茶ぶりは入社数か月目のこと。
ヤル気満々で入社した僕ですが、その気持ちは長くは持たず、徐々にモチベーションが低下。自分ではその理由がわからずにいました。
そしてある日、「プロジェクトを任せるから頼むよ」と上司に言われたのです。
「僕には無理ですよ」
丁重に断ろうとしましたが「いや大丈夫!頑張って!」上司は笑顔で僕の背中をポンと叩くだけ…
次の瞬間、やるしかないかと覚悟を決めました。

プロジェクトに入ってみて、毎日が発見でした。
リーダーとして持つべき視点とは?
メンバーとの円滑なコミュニケーションを図るためには?

これらは誰かに教えてもらったのではなく、プロジェクトを成功させるためにどうすべきかを考えていく中で、自分が気付いていったもの。確実に自分が成長している手ごたえを感じました。

「ほら、このプロジェクトで折田君は変われたでしょ」
後日、上司から言われた言葉です。入社数ヶ月目で僕が感じていたことを上司は見抜いていたんですね。

そして、次の無茶ぶりは入社3年目のこと。かなりスケジュールの厳しいプロジェクトでした。とにかくカタチにすることを求められ、スピード最優先で取り組まなければなりませんでした。ここでも、自分が何をすべきかを考え抜きましたね。どれだけ自分が全力疾走しても、他がゆっくり歩いていては意味がないですから。結果的にはメンバー全員が一致協力し、予定よりも速くシステムを完成させることができました。

今はわかります。無茶ぶりされるのは僕を信頼し、新たなステップアップの機会を与えてくれたのだとね。みなさん安心してください。だれもが無茶ぶりされるわけじゃありませんから。

これからの若い人のために自分ができること

これまでの10年、自分自身の成長に重きを置いて仕事をしてきましたが、キャリアを重ねるにつれ、利他的な考え方をするようになったというか、これからの自分が何をすべきかに気づいた気がします。それは、リーダーの役割を果たすこと。

これまで、自分は本当にリーダーに恵まれてきたなと思います。
自分を信じて、任せて、成長させてくれたことに感謝です。

これからは自分が若い人たちを信じて、任せて、成長させてあげたいと思うのです。

これはフジボウルの受け継がれるべき伝統のようなものかもしれません。

自分の成長が周囲を成長させ、周囲の成長が自分の喜びとなる。

フジボウルという会社と出会えてよかった。
そう思います。

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