大高 光貴
2019年中途入社
(インタビュー日:2019.10.01)

10年前のリベンジ

10年前のリベンジ

情報系専門学校を卒業して10年。思えば随分遠回りしちゃいましたね。

私が専門学校を卒業したのは2010年3月。2009年の年明け頃は「2010年度卒の新卒有効求人倍率は1.66倍」と売り手市場の予測がなされていたのですが、実際に就活を始めてみると状況は一変しました。遅れてきたリーマンショックの影響から新卒採用を控える企業が急増し。採用を行う企業でも採用枠は縮小となり、そこには応募者が殺到。採用はまさに狭き門となりました。 IT系に絞っていてはとても就職できそうになく、仕方なく業種・職種は問わず選考を受けることにしたのですが、切り替えるのが遅かったのでしょうね。結局、どこにも就職することができませんでした。

「まあ2・3年のうちには第二新卒として就職できるはず」
そんな感じで高を括っていたのですが、結局は「適当にアルバイトをしては数カ月で辞め」の繰り返しとなり、気が付けば29歳の誕生日を迎えていました。

「俺も来年30歳かぁ」そう思うと突然、猛烈な危機感が襲ってきたのです。

「このままではマズイ・・・」

瞬間的に何かのスイッチが入った気がしました。
「東京でプログラマにならなきゃダメだ」
「10年前のリベンジをしなきゃダメだ」

フジボウルとの出会い

10年のブランクに不安を感じたのか、東京での就職に家族は反対でした。やるしかないという強い思いで家族を説得し就活をスタートさせました。
トータルで10社ほどの選考を受け、最初に内定を頂いたのがフジボウルです。

フジボウルの選考は他の企業とはまったく違いました。とにかく面接が印象的でしたね。趣味の話や普通の世間話などから始まって、就活失敗から再チャレンジするまでの思い、個人的な悩みまで、気が付くと自分のすべてをさらけ出してしまったなと思えるほどたくさん話しました。面接をしてくれた島崎さんの人柄だと思いますが、あれだけフランクに何でも話せた面接は初めてでした。

その後無事内定を頂き、何の迷いもなく入社を決めました。

今を頑張ることで未来が見えてくる

入社後はまずOJTで社内グループウエアのリプレイスを担当。これが約3ヵ月ですね。その後はクライアント様のオフィスに常駐してプロジェクトに参加することになり、アンケート作成システムリリース後のバグ対応を任されました。

入社から半年経ちましたが、正直あっという間でした。クライアント様からは「仕事が早くて助かるよ」とお褒めの言葉を頂きますが、自分としては日々、目の前の仕事を一生懸命やってきただけなので、少し気恥しい気もします。それでも正確性とスピードについては、自分が仕事をする上で意識していることなので、そこを認めていただけているのは嬉しいですね。

業界に入ったばかりなので、将来については、まだ具体的なイメージができていないです。この会社で定年まで勤めるかもしれないし、そこまで行く前に転職しているかもしれない。そこはまだ自分でもはっきりとはわかりません。但し一つだけ言えるのは、挑戦する気持ちがある人にとってフジボウルは最高の環境だということ。社員一人一人の思いをしっかりと受け止め、それぞれに成長の機会を与えてくれる会社、それがフジボウルです。

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