つねにもがもな
2025.11.07
田園都市線の用賀駅から砧公園に至る道には、百人一首が彫ってあります。
写真↑は93番、鎌倉右大臣の和歌。
鎌倉右大臣とは、鎌倉三代将軍の実朝(さねとも)のこと。
数年前に小栗旬が主役を演じた大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』にも出てきた人物です。
「世の中は
つねにもがもな
渚漕ぐ
あまの小舟の
綱手かなしも」(鎌倉右大臣)
“かなしも”は、まあ「もの悲しいなあ」くらいかと想像つきますが、
“つねにもがもな”がよくわかりません。
調べてみると、
「もがも」(願望の終助詞)+「な」(詠嘆の終助詞)。
「常にもがもな」で、
“ずっと変わらないでいてほしいなぁ”
という意味だそうです。
夭逝した実朝の人生を知った上でこの和歌を読むと、なんだか切ない気持ちになりますね……
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